「エンゼルス－マリナーズ」（１０日、アナハイム）

　エンゼルスのネビン監督が今季３度目、通算７度目の退場処分を受けた。五回２死二、三塁から大谷翔平投手が見逃し三振に倒れた１球に対し、球審に激怒。ベンチから飛び出し、ベースに砂をかけるパフォーマンスを見せた。

　ベンチに戻ろうとする荒ぶる指揮官にスタンドからは大きな拍手が降り注いだ。５月１９日・ツインズ戦でトラウトのストライク判定、１日・アストロズ戦でウォードのストライク判定に対して猛抗議し、退場処分。６月に入って早くも２度目で、過去３度のうち、今回が最も怒りが大きかった。

　外角スライダーをきっちり見極め、一塁へ歩き出していた大谷もストライクの判定に思わず首を振って猛アピール。日本のツイッターではネビン監督がトレンド入りし「ベースに砂かけてるの笑った」「退場だけど、その怒りめちゃくちゃ分かるから嬉しい」「毎週キレてる気がするネビン監督」といった書き込みがあった。