「レンジャーズ－エンゼルス」（１２日、アーリントン）

　エンゼルスの大谷翔平投手（２８）が「２番・ＤＨ」で先発出場。１９号ソロ本塁打を放ち、ア・リーグ本塁打部門でトップを快走していたジャッジ（ヤンキース）に並んだ。

　１点を追う七回１死走者なしから左中間の上段スタンドへ、今季最長タイ１４０ｍ、１８４キロの特大同点弾を放った。打った瞬間それと分かる一発。大谷も“確信歩き”で打球の行方を追いながら、華麗に右手でバットを投げた。

　これにネットは早速反応。現地でエンゼルス戦を中継している「Ｂａｌｌｙ　Ｓｐｏｒｔｓ　Ｗｅｓｔ」公式ツイッターがすぐさまボールを捉える瞬間から一塁へと向かう一連の動画を公開すると、米ファンも「ビューティフルホームラン」「最も優雅で美しいバットフリップだ」などと歓喜。日本のファンも「格好良すぎて震える」「確信ホームラン」「宇宙一カッコいいバットフリップ」と大興奮だった。

　大谷は試合前までで打率・２８７、１８本塁打、４６打点、９盗塁。初回の１打席目はボテボテの一ゴロ。三回は２死二塁で四球を選んだ。五回の３打席目は無死一、三塁の好機で左飛の犠飛。連続試合安打は今季最長を更新する９となった。