エンゼルス戦力外のテペラ、レンジャーズとマイナー契約 年俸9・8億円で防御率7・27の不振

 5月末にエンゼルスを戦力外になった救援右腕のライアン・テペラ投手(35)がレンジャーズとマイナー契約で合意した、と大リーグ情報サイトのMLBトレード・ルーマーズが14日(日本時間15日)、伝えた。年俸700万ドル(約9億8000万円)の今季の成績は10登板、2勝2敗、防御率7・27。

 テペラは09年ドラフト19巡目でブルージェイズ入団し、15年にメジャーデビュー。21年にカブスとホワイトソックスで計65試合に投げ、0勝2敗2セーブ、22ホールド、防御率2・79の成績を残し、同年オフにエンゼルスと2年1400万ドル(約19億6000万円)で合意した。

 エンゼルス1年目の昨季は59登板、5勝4敗6セーブ、17ホールド、防御率3・61をマーク。今季も開幕から3登板連続で無失点を記録し、セットアッパーとして期待されたが、4月9日のブルージェイズ戦で4失点炎上。同15日のレッドソックス戦後に右肩痛を訴えて負傷者リスト入りした。5月に復帰したが、同13日のガーディアンズ戦で逆転3ランを浴び、翌日にメジャー40人枠から外され、同19日に自由契約になった。

 メジャー9シーズンの通算成績は371登板、19勝20敗18セーブ、防御率3・59。

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