大谷翔平がまた打った!確信&バットフリップの21号弾 シーズン48本ペースに加速 打率・299で3割到達も目前
「レンジャーズ6-3エンゼルス」(14日、アーリントン)
大谷翔平投手が九回に21号2ランを放った。レンジャーズの守護神・スミスから左中間へ完璧にはじき返し、確信歩きからのダイヤモンド一周。ア・リーグ本塁打ランキングでヤンキース・ジャッジを抜いて単独トップに立つ一撃で、見事なバットフリップも飛び出した。
打球速度187キロ、飛距離138メートルの特大弾に静まりかえっていたエンゼルスベンチも沸き返った。リリーフ陣が大量失点し、打線も五回以降は無安打に抑えられていた中、次戦へ繋げるかのような大谷の一撃だ。
この日は四回の第3打席で左前打を放ち、今季自己最長を更新する11試合連続安打をマーク。かつての同僚・ヒーニーと対した3打席目。フルカウントから外角直球をきれいに左前に流し打った。第1打席では四球を選び、7打席連続出塁をマーク。第2打席は三振に倒れ記録は途絶えたが、続く第3打席できっちりとお返しした。
大谷は3日のアストロズ戦で4安打をマークして以降、毎試合で安打をマーク。6月の月間打率は試合前時点で・417。ここ9試合で6本塁打をマークしてア・リーグ本塁打ランキングでジャッジを抜いてトップに立ち、シーズン48発ペースと加速。打点も120打点ペースに上昇するなど絶好調だ。
これで打率も・299へと上昇。3割が目前となっている。ただチームはレンジャーズに痛い黒星を喫した。