大谷翔平が1カ月ぶりの6勝目!6回2失点&2戦連発22号弾で自らを援護 最終回はヒヤヒヤ「なおエ」危機も

 8回、2試合連続となる22号2ランを放った大谷
 8回、2試合連続となる22号2ランを放つ大谷
 3回、二ゴロに倒れた大谷。左は投手イオバルディ
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 「レンジャーズ3-5エンゼルス」(15日、アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で投打同時出場し、八回の第4打席で2戦連発となる22号ソロを放った。投げては6回2失点で5月15日オリオールズ戦以来、1カ月ぶりの6勝目を手にした。

 ストレート主体に配球を変え、レンジャーズ打線に挑んだ大谷。初回に30球を要してイニングの消化が危ぶまれたが、徐々に制球を修正。1点リードの三回に3連打を浴びて試合をひっくり返されたが、四回以降はレンジャーズ打線をわずか1安打に封じる好投。99球で6回を投げ抜き、クオリティースタートを達成した。

 そして八回の第4打席。外角の変化球を完璧に捉えると、打球は左中間スタンドへと飛び込んでいった。打った瞬間、やや納得したかのようにほほ笑み、悠然と一塁へ歩き出した大谷。2戦連発となる22号でメッツのアロンソと並んでMLBトップタイに立ち、シーズン50本塁打ペースへと上昇。12試合連続安打で打率も・301と3割の大台を越え、打点トップのレッドソックス・デバースに2差と迫った。

 3点リードで迎えた最終回は守護神のエステベスが3連続四球で無死満塁のピンチを招いて降板。一発出ればサヨナラの状況で上位打線を迎えたところでウェブを投入した。右腕が力強いストレートを投じ2つのフライアウトを奪ったがロウに押し出し四球で2点差。それでも最後はガルシアを空振り三振に仕留めた。

 チームもポストシーズン進出を目指す上で前半戦のヤマ場と目されたレンジャーズ4連戦に3勝1敗と勝ち越した。貯金を「7」とし、首位とのゲーム差を4・5へと詰めた。大谷の投打に渡る活躍で大きな1勝を手にしたエンゼルス。仲良しの同僚モニアックも七回に勝ち越しソロを放つなど、投打ががっちりとかみ合った。

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