エンゼルス 大谷翔平のトレード否定 オーナーと球団社長が注目発言「ショウヘイとポストシーズン」米報道
大谷翔平投手が所属するエンゼルスのモレノ・オーナーとカルピーノ球団社長が、今季終了後にFAになる予定の同投手のシーズン中のトレードを否定した。ニューヨーク・ポスト紙電子版が16日までに伝えた。
MLBオーナー会議の場で同紙の取材に応じたモレノ・オーナーは大谷について「あのような選手の代わりを見つける方法を私は知らない。我々は勝ちたいし、ラインアップに彼は必要だ。ファンも同じ気持ちのはずだ」とトレードに否定的なコメント。地区首位のレンジャーズ4連戦で3勝1敗と勝ち越し、直近10戦を8勝2敗で貯金7としている状況にカルピーノ球団社長も「非常に良いチームになっている。我々の目標はショウヘイとともにポストシーズンに進むことだ。トラウトとオオタニがそろったチームはファンや球団全体に興奮をもたらす」と大谷と10月のプレーオフを戦うイメージをしていることを明かした。
同紙は4月にも大谷の今季中のトレードについて否定的な記事を掲載。球団関係者の話として「確率は0%」と伝えており、改めて否定する形となった。