大谷翔平、弾丸二塁打&先制ホーム 13試合連続Hで連勝貢献 エ軍直近12戦10勝でプレーオフ圏内突入 今季最多貯金8

 7回、四球を選ぶ大谷(共同)
 3回の攻撃を終え、引き揚げる大谷(共同)
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 「ロイヤルズ0-3エンゼルス」(16日、カンザスシティー)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で出場し、3打数1安打2四球。今季自己最長を更新する13試合連続安打でチームの連勝に貢献した。チームは直近12戦10勝2敗とし、ワイルドカード争いでヤンキースとアストロズにゲーム差なし。プレーオフ圏内に入った。

 リアル二刀流で6勝目&キング独走の22号を記録した試合から一夜明け、大谷が疲れ知らずの打撃を見せた。初回の打席でカウント1-1から151キロの低め直球を振り抜き、左翼線二塁打。時速171キロの弾丸ライナーで楽々と二塁を陥れ、暴投と4番ドルーリーの中前適時打で先制のホームを踏んだ。

 直近4戦4本塁打。キング独走状態の大谷を敵軍バッテリーが警戒する。1点リードの三回1死二塁、2点リードの七回1死二塁の場面はいずれもストレートの四球。直近5試合で9度も一塁へ歩き、本塁打同様、四球も“量産”している。

 チームはメジャー最低勝率球団を相手に快勝。先発サンドバルが七回まで4安打無失点の快投を披露すれば、打線は中盤に2点を加点。投打の歯車ががっちりかみ合い、貯金を今季最多の8に伸ばした。

 この日はワイルドカード争いで1ゲーム差を追っていたヤンキースとアストロズがそろって敗れて39勝31敗(勝率・557)。エンゼルスは40勝32敗(勝率・556)でゲーム差なしとし、プレーオフ圏内に突入した。

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