エンゼルス・大谷 13戦連続H 首位レンジャーズに3・5差 PO圏内に肉薄
「ロイヤルズ0-3エンゼルス」(16日、カンザスシティー)
エンゼルスが勢いに乗っている。この日の敵地・ロイヤルズ戦も快勝し、7日から始まった13連戦の11戦を終えて9勝2敗。「2番・指名打者」で出場した大谷は3試合連続の本塁打こそ出なかったが、3打数1安打で13試合連続安打とした。
大谷はこの試合、つなぎ役で貢献した。初回に左翼線への二塁打で13試合連続安打とし、4番ドゥルーリーの中前打で先制のホームを踏んだ。その後は2度四球で出塁した。
試合は先発のサンドバルが7回無失点の快投。ネビン監督は「最近の中でも印象深い一戦だ。サンドバルが流れを引き寄せてくれた」とWBC準決勝の日本戦でも、メキシコ代表として先発した左腕をたたえた。
好調なチームは、同じ西地区首位のレンジャーズに3・5ゲーム差に迫り、プレーオフ(PO)圏内に肉薄してきた。各地区2位以下の勝率上位3チームが進めるワイルドカードの争いで、4位のエンゼルスは2位に並ぶアストロズとヤンキースとは同じ貯金8で勝率はわずか1厘差。8年間遠ざかるPOが届く位置に近づいてきた。