レッドソックス・吉田 メジャー初の1試合4安打 宿敵ヤンキース相手に大暴れ

 「レッドソックス15-5ヤンキース」(16日、ボストン)

 宿敵ヤンキースを迎えた本拠地は今季最多3万7086人で埋まった。その熱気の中、「5番・左翼」で出場したレッドソックスの吉田が、メジャー移籍後初の1試合4安打をマーク。3打点を挙げた。

 先発ヘルマンには10日の敵地での対戦では無安打に抑えられた。雪辱を期すこの日は、試合前にも映像で変化球の軌道を確認。初回2死一、二塁の好機で、カーブを捉え巨大フェンス「グリーンモンスター」の左中間最上部を直撃する2点二塁打を放った。

 三回無死三塁ではチェンジアップをすくい、右前適時打。いずれも前回は打ち取られた球種で「今日はしっかり打ち返せた」と自賛した。14日は欠場し、試合のなかった15日と合わせて2日間休養。打率・309とし、「休んだ次は打たないとね」とご機嫌だった。

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