大谷翔平、キング独走24号逆転勝利 トラウタニ弾不敗神話継続 トラウトに兜被せる胸アツシーンに「泣いちゃった」

 ロイヤルズ戦の5回、2試合連続本塁打となる24号2ランを放つ大谷
 ロイヤルズ戦の5回に24号2ランを放ち、かぶとを手にする大谷
 ロイヤルズ戦の5回、自身に続いて本塁打を放ったトラウト(左)をかぶとを手に待つ大谷
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 「ロイヤルズ2ー5エンゼルス」(18日、カンザスシティー)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で出場し、1-2の五回に2戦連発24号逆転ツーランを放つなど、4打数1安打2打点。進行形ではメジャー最長となる連続安打試合を15に伸ばした。大谷逆転弾直後にトラウトにも10戦ぶり15号ソロが飛び出し、“トラウタニ弾”は今季負けなし6連勝で不敗神話を継続。途中出場のウォルシュも復帰後初本塁打を記録し、前夜の逆転サヨナラ負けの悪夢を払しょくする勝利で貯金を今季最多タイの8とした。

 メジャー通算150号の節目のアーチから一夜明け、大谷がまた快音を響かせた。1-2の五回無死二塁の打席。ここまで2打席無安打に抑えられていたメジャー通算224勝のベテラン、グリンキーがフルカウントから投じた113キロカーブを完璧に捉えた。前の打席で空振り三振を喫した相手の決め球を狙いすましたかのようはじき返すと、飛距離129メートル、打球速度188キロの打球が右中間席に突き刺さった。

 この日は「父の日」にちなみ、ユニホームの左胸に水色のリボンをつけ、水色をあしらった特製スパイクで出場。父・徹さんへの最高のプレゼントとなった。

 胸アツシーンはその直後だ。次打者トラウトが初球を左中間席へ10試合ぶり15号ソロでリードを広げる。エンゼルス恒例の本塁打儀式では大谷がベンチ前で待ち構え、生還した主砲の頭に兜をかぶせ、笑顔を見せた。SNS上では「トラウトに兜を被せるオオタニがうれしそう」、「トラウトに兜被せるの泣いちゃった」などと見る者の心を動かした。

 大谷は直近10試合で8本目の本塁打。ア・リーグ本塁打争いで19本の2位のジャッジ(ヤンキース)に5差をつけて完全に独走態勢に入った。58打点は試合終了時点でデバース(レッドソックス)を抜いて両リーグ最多。本塁打王と打点王の2冠を射程圏内にとらえている。

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