エンゼルスGM「説明するまでもない」大谷翔平を放出しない方針を明言「彼は勝つことを楽しんでいる」
エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが20日(日本時間21日)、記者会見を行い、今季終了後にFAになる大谷翔平投手のシーズン中のトレードについて「彼のプレーとチームの順位を見れば誰もが分かると思う。以前から言っている。彼には長くここにいてもらいたい。説明するまでもない」と、投打の柱を放出しない方針を明らかにした。
エンゼルスは6月4日以降、14戦11勝3敗の快進撃で貯金8。ア・リーグ西地区2位で首位レンジャーズと5ゲーム差で追い、ワイルドカード争いではプレーオフ圏内の2位につけている。
最近の大谷の様子を問われた同GMは「他の選手と同じように勝つことを楽しんでいると思う。この数週間のチームの成功において非常に大きな役割を担っている。素晴らしい活躍をしている」と絶賛。チームが失速する可能性を含め、今後のチーム状況にかかわらず、大谷の放出には「説明するまでもない」と同じ言葉を繰り返した。