藤浪晋太郎が160キロ超連発でパーフェクトリリーフ 1回1/3を無安打無失点 防御率10・27に チームは6連敗
「ガーディアンズ3-2アスレチックス」(20日、クリーブランド)
アスレチックスの藤浪晋太郎投手が同点の八回2死から登板。1回1/3を無安打無失点に抑える好リリーフを見せた。延長戦へ持ち込んだが、十回にリリーフ投手が打たれてサヨナラ負け。6連敗となった。
代わりばな、101マイルのストレートで三振に仕留めた藤浪。イニングまたぎとなった九回は先頭を力強いストレートで押し込み中飛に仕留めると、次打者はスライダーで二飛に打ち取った。ここで投手コーチがマウンドに向かって一息入れ、ラミレスを100マイルのストレートで二ゴロに仕留めた。
ここまでイニングをまたいだ次の回で豹変する傾向にあったが、この日は制球が大きく乱れることなく、力強いストレートを主体に完璧な投球を見せた。防御率も10・27となり、着実に良化しつつある。ベンチでは首脳陣から右肩をもまれ、笑顔で言葉を交わしていた藤浪。2-2のゲームを延長戦に持ち込み、大きな役割を果たしたが、チームはあえなくサヨナラ負けを喫して6連敗となった。