大谷翔平の連続試合安打が15でストップ 6月初の出塁無し カーショーの前に沈黙 チームも完封負け

 4回、空振り三振に倒れる大谷
 1回、左飛に倒れる大谷
 6回、左飛に倒れる大谷
3枚

 「エンゼルス0-2ドジャース」(20日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手が今季初のドジャースとのフリーウェイ・シリーズに「2番・DH」で出場し、4打数無安打。サイ・ヤング賞3回の左腕クレイトン・カーショー投手に3打席無安打に封じられるなどして進行形ではメジャー最長だった連続安打試合は15で止まった。チームもあと1本が出ず、惜敗した。

 昨年7月15日以来となるカーショーとの対決。昨年の球宴では中前打を放っているが、公式戦では8打数無安打と苦戦を強いられている。

 チケット完売44703人。3階席最上段までびっしり両軍のファンで埋まった本拠地で大谷は見せ場をつくることができなかった。初回の打席。初球、148キロの高め直球を積極的に振っていったが、わずかに差し込まれて左飛。紙一重のスイングだったが、四回の打席はカウント2-2から外角低めに逃げるスライダーに空振り三振。バランスを崩されながら最後は右手1本になりながら食らいついていったが、結果はついてこなかった。

 直近6試合は打率・435、6本塁打、8打点。試合前には日本選手最多タイとなる5度目の週間MVPを受賞した大谷は、この日3度目の対決となった六回1死一塁の場面で左飛。ワンストライクから2球連続で投じられた外角スライダーを捉えることはできなかった。

 2点を追う八回の打席は2番手左腕ファーガソンに空振り三振。カウント2-2から内角高め、ボールになる156キロ直球にバットは空を切った。

 試合はドジャースの先発カーショーが7回5安打無失点の快投。両軍無得点の八回1死二塁の場面で9番ブッシュの右前適時打で均衡を破る。一塁正面にバウンドした打球がイレギュラーで野手の頭上を越える幸運な一打。3番スミスにも適時打が飛び出し、2点目を奪った。

 一方のエンゼルスも先発デトマーズが7回2安打無失点の快投。四回2死一塁から5番レンフローの左中間二塁打で一走ドルーリーが激走して本塁突入。一度はセーフと判定されたが、ビデオ裁定で判定は覆った。0-0の七回には連打で無死二、三塁としたが、あと1本が出ず、レジェンド左腕を攻略できなかった。

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