「ブルージェイズ１２－１アスレチックス」（２５日、トロント）
好投しながらも４試合勝利がなかったブルージェイズの菊池が、今季最長の７回を力投し、２０２１年のマリナーズ時代に並ぶ７勝目を手にした。
「このチームに来てから７回を投げられていなかったのでうれしい」。落差のある変化球で巧みに緩急をつけ、アスレチックス打線に的を絞らせない。初回の２三振でリズムに乗ると、計８個の三振を奪ってソロ本塁打による１失点に抑えた。「打ち取り方や自分の持ち球が定着している」と胸を張る。
七回のマウンドに送り出したシュナイダー監督は「今日の投球を見れば（決断は）簡単だった」と話し、菊池も「７回を投げ切ったことでもっとチャンスが増えてくる」。信頼を積み上げた大きな１勝だった。
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