リアル二刀流”で2発の大谷 一問一答「(水原通訳)ちゃんとかぶっていなかった、ノリが悪いなと思った」
「エンゼルス4-2ホワイトソックス」(27日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(28)が“リアル二刀流”で躍動した。本拠地アナハイムでのホワイトソックス戦に「2番・投手兼指名打者」で先発し、登板した試合で初めて2本塁打を放った。一回に2試合連続の先制27号ソロ、七回に28号ソロを打った。投手では6回1/3を4安打1失点、10奪三振で7勝目(3敗)を挙げた。以下、大谷と一問一答。
◇ ◇
-降板の原因となった右手中指の爪の状態は。
「最初からちょっと割れていて、悪化した感じ。最後の方は抑えが利かないまま抜ける球が多かった。投げ切りたかったけど、(チームに)迷惑が掛かるなと」
-次回登板に影響は。
「無理しない段階で代わったので、普段通り(中5日の登板間隔)でいきたいと思う」
-27号本塁打でパフォーマンスのかぶとを水原通訳にかぶせた。
「1死だったので次の回の準備をするため。(水原通訳が)ちゃんとかぶっていなかったので、ノリが悪いなと思った」
-シーズンの半分の81試合を終え、チームは地区2位。
「いい位置につけているし、いい戦いもできている。いい順位をキープして前半戦を終えたい」
-チーム状態が自身にもプラスに働いている。
「それはあるんじゃないか。みんなの雰囲気もいいし、いい形で試合に臨めている。個人的にも、負け越しているより気持ちが入る」