藤浪晋太郎、無死満塁から救援失敗 2回3安打2K チームは完全試合惨敗 ヤンキース・ヘルマンが史上24人目の偉業

 5回無死満塁から2番手で登板した藤浪(USAトゥデー・ロイター=共同)
 5回無死満塁から2番手で登板した藤浪(ゲッティ=共同)
 5回無死満塁から2番手で登板した藤浪(AP=共同)
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 「アスレチックス0-11ヤンキース」(28日、オークランド)

 アスレチックスの藤浪晋太郎投手が0-4の五回無死満塁から2番手で登板し、2回3安打無失点、2奪三振。防御率を10・04とした。チームは本拠地でヤンキースの先発ヘルマンに完全試合を達成される屈辱敗。21勝61敗で借金は40に膨らんだ。

 無死満塁のマウンドを託された藤浪は、本塁打王2回のスタントンに対し、ボールが先行。カウント2-0から低めの162キロ直球を左前へ運ばれ2点を失う。続くベイダーをカットボールで、ドナルドソンをスプリットで連続空振り三振に斬り、本拠地を沸かせたが、2死一、二塁からカイナーファレファに初球、逆球になった内角161キロ直球を右前へはじき返され、追加点を許した。

 回またぎとなった六回は1番からの好打順を三者凡退。課題の2イニング目をきっちり抑えただけに五回のピッチングが悔やまれた。

 アスレチックスはヤンキースの先発ヘルマンの前に打線が沈黙。メジャー史上24人目となる27打者連続アウトのパーフェクトゲームを達成された。ヘルマンは99球を投げて9奪三振。ヤンキースではドン・ラーセン(1956年10月8日、ドジャースとのワールドシリーズ第5戦)、デビッド・ウェルズ(1998年5月17日、ツインズ戦)、デビッド・コーン(1999年7月18日、エクスポス戦)に続き、4人目の偉業。

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