大谷 7月は一休みスタート 無双“6月男”9戦ぶり無安打 チーム今季初4連敗
「エンゼルス1-3ダイヤモンドバックス」(1日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手(28)は、ダイヤモンドバックス戦に「3番・指名打者」で出場。7月最初の試合で、2三振を含む4打数無安打だった。月間打率・394、ア・リーグ62年ぶりの月間15本塁打など、無双状態だった“6月男”が、9試合ぶりの無安打に終わった。
初回の打席は、飛距離116メートルという紙一重のスイングだったが、あとひと伸び足りずに中飛に。2点を追った九回は、元ヤクルトのマクガフの前に一直に倒れた。右腕は「ワクワクした。日本でプレーした僕にとって特別なこと。試合にも勝てて最高の気分」とにこやかに振り返った。
この日は、大谷とトラウトの「シティコネクト・ボブルヘッド人形」が配布された試合。チーム1、2を争う人気選手のお宝グッズを求めて、チケット完売4万4472人が詰めかけた。しかしトラウトも3打数無安打3三振1四球で、ともに見せ場を作れず。チームは今季初の4連敗を喫し、本拠地がため息に包まれた。
試合前の大谷はキャッチボールなどで投手の調整。前回6月27日の登板の際に割れた右手の爪の状態についてネビン監督は「良くなっている」と話したが、次回登板を当初の予定より1日遅らせて、4日のパドレス戦と発表した。