大谷翔平、特大31号で5連敗阻止 トラウタニ弾不敗神話復活

 8回、31号ソロを放つ大谷
 8回に31号ソロを放ち、ブルペンに合図を送る大谷(下中央)
 8回、本塁打を放ち一塁ベースコーチとタッチを交わす大谷
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 「エンゼルス5-2ダイヤモンドバックス」(2日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・指名打者」で出場し、八回の打席で2戦ぶりキング独走の31号を放った。初回の攻撃ではトラウトが18号先制ソロを記録しており、今季8度目のトラウタニ弾が炸裂。チームの連敗を4で止め、6月23日の敗戦で崩れた不敗神話を復活させた。

 3打席無安打で迎えた大谷が、うっ憤を晴らす豪快弾を放った。2点リードの八回。2番手左腕ネルソンが投じた甘く入ったスライダーを完璧に捉えると、打球は右翼席中段に着弾。飛距離138メートル。確信歩きの1本だった。

 前日の同カードは9戦ぶりのノーヒット。ア・リーグ62年ぶりの月間15本塁打を記録するなど、猛打を振るったバットは小休止となったが、7月2試合目で再び爆発。シーズン58本ペースに乗せた。

 この日は試合中に大リーグ機構が、オールスター戦の投手と控え野手を発表。大谷は「先発投手部門」の選手間投票で5位にあたる121票を獲得するなどして、3年連続で投打同時選出を決めた。投手としても選出されたことへの感謝、自らを祝福する一発となった。

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