打者・大谷翔平は「日本人的。頭を使っている」ダルビッシュがキング独走の打撃を分析
「パドレス-エンゼルス」(5日、サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手が現在、31本塁打でキングを独走しているエンゼルスの大谷翔平投手の打撃について「日本人的だなってすごく思いますね」と表現した。
ダルビッシュが言った「日本人的」の意味は「アプローチの仕方もずっと同じところを攻められたらスイングを変えるとか、狙い球を決めてすごく打ってくる。『決め打ち』というか、全体的に待っているというよりはこの打席はこれ待つ、このカウントではこれ打つとか、そういうのを決めてる感じがするので頭使ってるなと思いますね」と分析した。
投手・大谷については「似てるなと思いますね、野手(打者の特徴)と。調子よくなくなってくると、そこから打開策を見つけてくるのは似ていると思います」と言った。
3月のWBCでは侍ジャパンの軸となり、優勝に大きく貢献した二人。3日の試合前にはフィードで約4カ月ぶりに再会した。今回は自身の体調不良もあって初めての投げ合いや直接対決は実現しなかったことを残念がったが、「(ベンチから)見ることはできるので僕としては楽しみです」と言った。