千賀滉大 無援護で敗戦投手危機も、九回2死から劇的逆転で歓喜の7勝目 圧巻の8回1失点12奪三振
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「ダイヤモンドバックス1-2メッツ」(5日、フェニックス)
メッツの千賀滉大投手が先発登板。8回107球を投げ、4安打1失点、12奪三振、1四球と好投し、7勝目を挙げた。
千賀は初回から2本の安打を許し1死一、二塁とするも、遊ゴロ併殺で切り抜け。二回以降は持ち味のフォークと直球を織り交ぜながら三振の山を築き、無安打の好投を続けた。痛かったのは七回、先頭・ウォーカーに許したソロ一発のみ。二回から七回まで毎回、今季最多タイの12奪三振を奪う好投で試合を作った。
味方の援護に恵まれず、痛い6敗目かと思われた九回2死、アルバレスが劇的なソロアーチを右翼席へと運び、試合をふりだしに。球場はお祭り騒ぎで、千賀も手を叩いて喜びを爆発させた。さらに安打、右中間への適時三塁打が続き、逆転に成功。千賀は7勝目をつかんだ。
千賀は今季これが16試合目の登板で、7勝5敗、防御率3・31となった。