大谷翔平 後半戦も“開幕投手” 指揮官が指名「後半最初の試合に期待」右手中指の爪とまめを治療中
「パドレス5-3エンゼルス」(5日、サンディエゴ)
エンゼルスの大谷翔平投手が後半戦初戦となる14日(日本時間15日)のアストロズ戦に登板することが決まった。これまで“後半戦開幕投手”を示唆してきたきたネビン監督がこの日、あらためて明言。今季開幕戦に続いてシーズン再開の重要な試合のマウンドを託された。
大谷は前日4日の同カードで投打同時出場したが、前回6月27日の登板で割れた右手中指の爪、さらには、まめを悪化させ、4点ビハインドの六回途中に緊急降板。チームはそのまま敗れ、敗戦投手となった。
ネビン監督は、大谷は前日の試合後に投打で選出された11日のオールスター戦について登板を回避すると明言したことを踏まえて「(後半戦初戦まで)10日ほど休む時間がある。必要であれば、時間を伸ばすことができるが、球宴明け最初の試合で投げることを期待している」と、後半戦開幕投手に指名した。
大谷はここまで17試合、101回1/3を投げて7勝4敗、防御率3・32。リーグ3位の132奪三振、同2位の被打率・189をマークしている。