大谷翔平「1番・DH」連敗阻止へ打順大幅組み替え 4戦ぶり32号でドジャースにリベンジなるか
「ドジャース-エンゼルス」(7日、ロサンゼルス)
エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・指名打者」で出場することが発表された。大谷が1番で起用されるのは6月4日のアストロズ戦以来、29試合ぶり。
大谷は5日のパドレス戦で4打数無安打。昨年7月9、10、12日以来、1年ぶりとなる3試合連続ノーヒットに抑えられた。チームも同一カード3連敗で貯金を1まで減らした。
打者としては87試合で打率・296、両リーグ最多の31本塁打、ア・リーグ3位の68打点、11盗塁をマークしている。
6月は月間打率・394、リーグ62年ぶりとなる15本塁打、29打点と絶好調で、2年ぶり3度目の月間MVPを受賞。しかし、7月に入ってからは5試合で打率・056(18打数1安打)、6三振、2四球。2日に31号ソロを放ったが、まさかの急ブレーキだ。
前半戦最後のカードの相手は移籍先がうわさされるドジャースとの2連戦。前回、6月20、21日の対戦ではカーショーに3打席無安打に抑えられるなど、2試合、8打席ノーヒット(1四球含む)だった。
エンゼルスは連敗阻止へ大谷をリードオフマンに起用したほか、モニアックを3番、新加入のベテラン、エスコバーを4番、アデルを5番に置き、打順組み替えに着手した。本塁打チーム2位の主砲、トラウトが左手首骨折で長期離脱が決定的。中軸のドルーリーも左肩痛で負傷者リスト入りしている。さらにマークが厳しくなる大谷の復調が待たれる。
▽エンゼルスのラインアップ
1番・DH 大谷 打率・296 31本塁打 68打点 OPS1・033
2番・左翼 ウォード 打率・243 9本塁打 31打点 OPS・698
3番・右翼 モニアック 打率・303 9本塁打 25打点 OPS・967
4番・二塁 エスコバー 打率・243 4本塁打 18打点 OPS・673
5番・中堅 アデル 打率・271、23本塁打、55打点、OPS・956(3A)
6番・三塁 ムスタカス 打率・257 5本塁打 19打点 OPS・755
7番・一塁 レンフロー 打率・249 15本塁打 41打点 OPS・751
8番・捕手 タイス 打率・261 5本塁打 22打点 OPS・759
9番・遊撃 ベラスケス 打率・258 0本塁打 0打点 OPS・668
投手 キャニング 6勝3敗 防御率4・29