「パドレス－メッツ」（７日、サンディエゴ）

　パドレスのダルビッシュ有投手が先発登板。５回１００球を投げ、７安打３失点、４奪三振、４四死球だった。今季６勝目はならなかった。

　体調不良で前回登板を回避したダルビッシュは６月２１日ジャイアンツ戦以来の先発マウンド。５日には「ほぼ１００％に戻った」と明かしていたが、初回から苦しい立ち上がりとなった。

　先頭に四球、続いて安打を許し、無死一、二塁。１死を挟んで死球を与え、１死満塁のピンチを背負った。５番・ボーゲルバックには遊撃内野安打で先制点を献上。その後は三塁併殺打で切り抜けたが、初回から２０球を要する内容だった。

　裏の攻撃で味方が逆転に成功。二回は三者凡退と、立ち直ったかのように見えたが、三回は２死からソロアーチを被弾。五回にも２死三塁から追加点を許し、同点に追いつかれたところで降板した。