大谷翔平が5試合ぶり32号弾!飛距離132m 今季6度目またサイクル安打未遂 孤軍奮闘もチームは5連敗で借金1

 32号2ランを放つ大谷(共同)
 3回、三塁打を放って滑り込むエンゼルス・大谷(共同)
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 「ドジャース10-5エンゼルス」(8日、ロサンゼルス)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・指名打者」で出場。8点を追う七回の第4打席で、5試合ぶりの1発となる32号ソロ本塁打を放ち、サイクル安打に王手をかけた。ドジャースの2番手・グローブからセンターへ132メートルの放物線をかけ、チケット完売、今季最多5万3057人が集まった敵地の観客も大きく沸いた。

 初回の第1打席で初球をいきなり中前打とすると、三回の第2打席には両リーグ最多の今季6本目の三塁打を放った。これで本塁打王&三塁打王に。9戦ぶり26度目のマルチ安打を記録した。第3打席は中飛に倒れていた。

 九回に1死満塁で第5打席が回ってきたが、レフトへの犠飛に終わった。

 この日、初回に4日に負傷した大黒柱のトラウトの代役として昇格したアデルがスイングの際に負傷したようで、直後の守備につかず、左脇腹の違和感で緊急交代となった。エンゼルスは怪我人が続出しており、トラウトのほか、ドルーリー、ウルシェラ、ネトが負傷者リスト入り。4番のレンドンは自打球を受けた左すねの痛みが治まらず、3試合欠場中で、レギュラー左翼のウォードは足の付け根を痛め、スタメンから外れている。

 苦しい状況の中で大谷が孤軍奮闘したが、チームは5被弾10失点で大敗。今季ワースト5連敗で、借金1となった。

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