大谷の去就が選手間でも話題 ドジャース勢「どこだって行きたいチームに行ける」

 米大リーグのオールスター戦は11日(日本時間12日)にシアトルのTモバイル・パークで行われる。10日には先発メンバーが発表され、3年連続で選ばれたエンゼルスの大谷翔平投手(29)はア・リーグの「2番・指名打者」で3度目のスタメン出場が決まった。投手でも選ばれたが登板しない予定で、この日は恒例の前日会見に出席。野球だけでなくプライベートな質問にも応じ、注目を集めた。

 グラウンドでは他の選手から記念撮影を頼まれるなど、実力者ぞろいの記者会見でも大谷が中心だった。アスレチックス時代に大谷のメジャー初登板で対戦したオルソン(ブレーブス)は二刀流の活躍を「投手として100マイル(約161キロ)の速球を投げ、打者としてのパワーは皆が知っている通りでさらにとても速く走る。相手としても見ていて楽しくなる」と絶賛した。

 選手間でも去就への注目は高い。移籍先の有力候補とうわさされるドジャース勢は捕手のスミスが冗談交じりに「95%うちに来るんでしょ?」と言えば、外野手ベッツが「いくつもの優れた能力を兼ね備えているが、その中から印象的なものを選ぶとすればパワーかな」とたたえる。ともに「どこだって彼が行きたいと思うチームに行けるはず」と口をそろえた。

 過去にない大型契約が見込まれ、2021年に大谷と本塁打王争いを演じたロイヤルズのペレスら、複数の選手が大谷獲得には総額6億ドル(約846億円)以上が必要になると予想した。

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