メッツ・千賀はオールスター登板無しも「不思議な気持ち」カーショーらからゴーストフォーク「褒めてもらえた」
「米大リーグ・オールスター、ア・リーグ2-3ナ・リーグ」(11日、シアトル)
メジャー1年目ながらオールスターに選出されたメッツの千賀滉大投手は登板機会なく夢の舞台を終えた。それでも試合中に取材に応じた右腕は「本当に色んなスター選手を間近に見れましたし、本当に良い時間を送れたなと思います」と笑顔で語った。
試合前にはレッドカーペットショーにも登場し「テレビで見ていた、去年まで日本で見ていた光景が今年自分がそこにいるというのが不思議な気持ちでしたけど、本当にいい時間を送れたなと改めて思いました」と千賀。ドジャースのカーショーや、他球団のチームからフォークについて「教えてくれ」と請われ「どんな感じだみたいな話から少し話したくらいで、そんなすごい、知りたいんだというテンションよりかはどんな風に投げているんだというのと、色んな方から褒めてもらえたという感じです」と明かした。
すっかりゴーストフォークも定着し「本当に、色んな方に知ってもらえているっていうのは改めて感じましたし、ネット社会で色々広めてもらっているので本当にありがたいです」と感謝した千賀。後半戦に向けて「後半はもっともっと先発が働かないと、という大切な試合が増えてくると思いますし、それはどのチームのどの選手も一緒だと思うんですけど。そこで、仕事ができなかったら、やっぱり前半戦例えいい投球していても、後半が悪いと、やっぱり大事な試合なのにっていう風に僕自身も、周りもやっぱり思いますし、そこに対して丁寧に生活してピッチングできたらなと思います」と力を込めた。
試合はナ・リーグが逆転勝利を収めた。ベンチではチームメートに声援を送っていた。