注目集まる大谷翔平の去就 米記者言及「ヤンキースだ」「ドジャースが最有力」MLB公式が特集
エンゼルス・大谷翔平投手の去就が注目されている。大谷は今オフにエンゼルスが持つ6年間の保有権が切れ、初のFAに。8月1日のトレード期限を前に、MLB公式サイトでは日本時間14日、大谷の移籍先について特集した。11日(日本時間12日)のオールスターでは、現地シアトルのファンから「シアトルに来て!」のチャントを大合唱されるなど、ファンは大谷の今後に注目。多くの識者が言及している。
ESPNのオルニー氏は、8月1日の期限までにトレードで大谷を獲得する可能性のある球団として「ヤンキースだ。ヤンキース、ヤンキース、ヤンキース」と言及。エースのコール、主砲ジャッジ、スタントンらが年齢的にも「キャリアの絶頂期」であることから、ワールドシリーズ制覇へ「最もモチベーションが高い可能性があると見ている」と伝えた。その他レンジャーズとレイズに可能性があるという。
ロサンゼルス・タイムズのカスティージョ氏は「ドジャースがオフシーズンにオオタニと契約する最有力候補とみられる」とし、2012年に当時花巻東高3年だった大谷の獲得を試みたドジャースが最有力と報道。日本ハムからの移籍を決断した17年オフもアプローチしたが、当時ナ・リーグには指名打者制がなかったことから互いの意向が一致しなかった経緯も紹介した。先発投手が不足しているチーム事情も重なり、今回「巨額のオファーをする」と伝えた。
また、ニューヨーク・ポストの名物記者であるヘイマン氏は「パドレスがFA入札に参加すると予想している」と報じた。
後半戦は14日(日本時間15日)から始まり、エンゼルスは本拠地でアストロズを迎える。大谷はネビン監督から後半戦の“開幕投手”に指名されており、先発する予定。