大谷翔平「2番・DH」 爪損傷で次回登板は不透明 前日懲罰交代のレンヒーフォは二塁スタメン
「エンゼルス-アストロズ」(15日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・指名打者」で出場することが発表された。チームの7連敗阻止と8日以来、2戦ぶり33号に期待がかかる。
大谷は後半戦初戦だった前日の同カードで投打同時出場し、投手としては六回途中、今季ワーストタイの5失点(自責点4)で5敗目(7勝)。防御率は同ワーストの3・50。右手中指の爪の損傷の影響で途中降板し、不完全燃焼のマウンドとなった。打者としては左前打2本を放って打率を・303とした。
アストロズの先発はエース左腕のバルデス。エンゼルス戦は今季3度目の登板で過去2登板は2勝0敗、15回を投げて1失点の快投。通算でも17登板、9勝4敗、防御率3・46の成績を残している。
大谷はここまで打者で90試合に出場し、打率・303、両リーグ最多の32本塁打、ア・リーグ3位の71打点、11盗塁をマークしているが、バルデスとの対戦成績は打率・129(31打数4安打)、1本塁打、2打点、10三振と天敵状態。今季も2試合で5打数無安打に封じられている。
今季ワーストの6連敗中のエンゼルスは対左腕打線として5番にエスコバーを起用。前日の試合の三塁の守備で適時失策を犯し、途中交代させられたレンヒーフォが「9番・二塁」で出場する。
試合前にはネビン監督が取材に応じ、大谷の次回登板について言及。地元メディア「アスレチック」のブラム記者は「オオタニが金曜日(21日)のパイレーツ戦に投げるかは全く分からない。先発を回避する感じではなかったが」とすれば、「オレンジカウンティ・レジスター」のフレッチャー記者は「ネビン監督はオオタニが投げると思うが、まめの状態を引き続き見ていくと言った」と伝えた。
▽エンゼルスのラインアップ
1番・遊撃 ネト 打率・251 6本塁打 23打点 OPS・749
2番・DH 大谷 打率・303 32本塁打 71打点 OPS1・046
3番・左翼 ウォード 打率・245 10本塁打 32打点 OPS・706
4番・中堅 モニアック 打率・319 10本塁打 29打点 OPS・992
5番・三塁 エスコバー 打率・247 4本塁打 19打点 OPS・668
6番・一塁 ムスタカス 打率・263 6本塁打 21打点 OPS・767
7番・右翼 レンフロー 打率・249 15本塁打 41打点 OPS・748
8番・捕手 タイス 打率・256 5本塁打 22打点 OPS・751
9番・二塁 レンヒーフォ打率・217 5本塁打 22打点 OPS・638
投手 デトマーズ 2勝6敗、防御率4・31