大谷翔平 2戦連発キング独走34号!またもビハインドの九回に本塁打で猛追も、一歩及ばず
「エンゼルス8-9アストロズ」(16日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は「2番・指名打者」で出場。2点を追う九回、2試合連続となるキング独走34号ソロを放った。
初回の1打席目は、本塁打を予感させるような特大のファウルを放ったが、遊直。2打席目は二ゴロ。3打席目は中飛だった。1点を勝ち越した七回2死二塁では、カウント3-0から申告敬遠。場内にはブーイングが響いた。
見せ場は、逆転を許した直後の九回。1死走者なしから初球を捉え、バックスクリーンへ125mの豪快弾。1点差に詰め寄った。さらに2死一、二塁の好機を作ったが、最後は抜けようかという当たりを相手右翼手がダイビングキャッチでゲームセット。前日の同カードでは、3点を追う九回に起死回生の33号を放って攻撃の口火を切り、延長十回サヨナラ勝利に貢献したが、この日はあと1歩及ばなかった。
大谷はこれで打率・301、両リーグトップの34本塁打、73打点、11盗塁。チームは無念の逆転負けで、借金は2となった。