大谷翔平、日本選手初4戦連発ならずも両リーグ最多7三塁打 7戦連続安打 中押し点で連勝に貢献 エ軍5割復帰

 5回、適時三塁打を放つ大谷
 5回、適時三塁打を放ち二塁を回る大谷
 試合前のフィールドで投球練習をして調整する大谷(撮影・小林信行)
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 「エンゼルス5-1ヤンキース」(18日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・指名打者」で出場し、五回に適時三塁打を放つなど、3打数1安打1打点、1四球。7試合連続安打とし、チームの連勝に貢献した。これでチームは48勝48敗で勝率5割復帰となった。

 時速178キロの強烈な打球が右翼線を破った。2点リードの五回の第3打席。大谷がワンボールから低めのチェンジアップを捉えて一気に三塁を陥れた。スタンディングトリプルで両リーグ単独トップとなる7三塁打を記録。3番モニアックの右前適時打で5点目のホームを踏んだ。

 この日の大谷はヤンキースの先発ヘルマンに対し、初回の打席は空振り三振を喫し、三回はフルカウントから四球を選んで出塁した。五回に適時三塁打を放ち、七回はフルカウントから2番手アブレイユの内角低めの球を見送って一塁へ歩きかけたが、球審はストライクをコール。納得いかない表情を見せながらベンチへ戻った。

 エンゼルスは先発のサンドバルが8回途中2安打1失点、7奪三振の好投で、5勝目をマークした。

 試合前には21日(日本時間22日)に予定されているパイレーツ戦の登板に備え、壁当てと約20球のキャッチボールで調整した。

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