大谷翔平がまさかの二者連続被弾 直後に打者で四球→激走生還、味方の2発で一挙逆転 エ軍は球団新19試合連続本塁打
「エンゼルス-パイレーツ」(21日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で出場。四回にまさかの二者連続本塁打を浴びた。
三回まで1安打5奪三振で無失点の好投を続けていた大谷。しかし四回1死、4番・崔志萬に甘く入った変化球を捉えられて5号ソロを許すと、続くデービスにも被弾。その後も安打を許したが、追加点は与えなかった。
中6日、今季19度目の投打同時出場。前回14日のアストロズ戦は右手中指の割れた爪の影響もあり、六回途中5失点で5敗目を喫した。6月27日のホワイトソックス戦から3登板連続で爪の状態は悪く、今回のマウンドでも制球が心配される中、自身3登板ぶりの8勝目を目指している。
打者としては試合前まででキング独走の35本塁打、ア・リーグ5位の打率・306、同2位の76打点、11盗塁。直近5試合は4申告敬遠を含む8四球と、後半戦に入って歩かされる場面で増えており、この日も初回の1打席目は四球。被弾直後の四回も先頭で四球を選び、3番モニアックの二塁打の間に好走塁を見せて生還。1点を返した。
その後、球団新記録の19試合連続本塁打となるムスタカスの3ラン、キャベッジのソロで一挙5点を奪い、逆転に成功した。
チームは19日までのヤンキース戦に3連勝し、貯金1としている。