大谷翔平、4打数無安打3三振 自身に怒!ヘルメットたたきつける チームも完封負けで連勝4でストップ

 5回、ベンチで打席を待つ大谷(共同)
 3回、空振り三振に倒れる大谷(共同)
 ベンチで水分補給をする大谷(共同)
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 「エンゼルス0-3パイレーツ」(22日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・指名打者」で出場。この日は3三振を喫するなど、4打数ノーヒットに終わった。チームも完封負けで、連勝は4でストップした。

 この日、相手のパイレーツはブルペンデーで、第1打席は先発した左腕にフルカウントから見逃しの三振。ボールと思った大谷は一塁へ歩き出したが、判定はストライク。大谷は納得いかない表情で、首を横に振りながらベンチに戻った。

 続く第2打席は三回2死1塁の場面。2番手右腕のハードシンカーに空振り三振。ベンチに戻った大谷はかぶっていたヘルメットを何度もイスにたたきつけた。勢いよくたたきつけられたヘルメットは、はね返って大谷の顔面を直撃。大谷が怒りを露わにする極めて珍しいシーンに、NHKBS1で解説を務めた武田一浩氏も「僕も初めて見ました」と驚きを隠さなかった。

 六回の第三打席は、3番手左腕の初球をたたいたものの、センターへのライナーに終わった。

 八回の第4打席も4番手の右腕の前に1-2から空振りの三振に倒れ、3試合連続の無安打となった。

 エンゼルスは前日の同カードで球団新記録となる19試合連続本塁打を記録していたが、この日はパイレーツの細かな継投の前に沈黙。九回1死満塁の好機も生かせなかった。

 この日は「1番・遊撃」で出場予定だったネトが急きょ出場を回避。すでに主砲のトラウトが左手首骨折で長期離脱。打撃好調だった内野手のウルシェラが骨盤骨折で今季復帰は絶望的。また、左肩痛のドルーリーと自打球による左すね打撲のレンドンの復帰も遅れるなど、主力野手に故障者が続出している。

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