レッドソックス・吉田 剛腕攻略し首位打者に「積極的に振っていく」 9度目の3安打

 「レッドソックス8-6メッツ」(22日、ボストン)

 レッドソックスの吉田正尚外野手(30)が、ついにア・リーグの首位打者に躍り出た。通算209勝の剛腕シャーザーから2安打を放つなど今季9度目の1試合3安打で、打率・319に上昇。「数字は最終的なところ。変動もある」と冷静に受け止めた。

 1年目で相手投手の球筋をイメージしにくいため、球を手元まで引きつけてはじき返すことを意識する。第1打席は高めの速球を左前に流し打ち。次の打席は外のチェンジアップをうまく拾って投手強襲安打とした。

 七回1死二塁でも巧みなバットコントロールで2番手右腕の速球を捉えて左前適時打に。高い技術はメジャーでも通用している。

 規定打席にわずかに届いていなかった打率・350のシーガー(レンジャーズ)がこの日負傷者リスト入りし、ライバルがつまずいた。日本勢で2004年のイチロー(マリナーズ)以来となる首位打者へ、吉田は「積極的にストライクゾーンを振っていく」と力を込めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス