「レッドソックス７－１ブレーブス」（２５日、ボストン）

　メジャー最高勝率のブレーブス相手に、レッドソックス・吉田が今季１０度目の３安打をマーク。打率・３２０に引き上げ、再びア・リーグ首位打者に浮上した。

　５－１の八回２死一塁、甘いスライダーを捉え右翼ポール際への１２号２ランでダメ押しした。「真っすぐに合わせていて、そのまま前で打てた。打ったポイントが良く、ヘッドがうまく抜けた」と納得の一打だった。三回には右腕のカーブを捉えて遊撃内野安打。六回は左前打と巧みに左右に打ち分けた。

　打率・３１８でリーグ２位のディアス（レイズ）がマーリンズ戦で股関節を痛めて途中交代。規定打席に未到達ながら打率・３５０のレンジャーズのシーガーも負傷からの復帰は８月になる見通し。ライバルたちがつまずく中で吉田が着実に安打を積み重ねた。