エンゼルス・大谷「まずプレーオフを、またその先を目指して頑張りたい」【一問一答】
「タイガース0-6エンゼルス」「タイガース4-11エンゼルス」(27日、デトロイト)
エンゼルス・大谷翔平投手(29)がデトロイトでのタイガースとのダブルヘッダーで活躍した。先発した第1試合ではメジャー初完投を1安打完封で飾り9勝目。打者に専念した第2試合は両リーグトップの37号2ラン、38号ソロを放った。ダブルヘッダーで完封勝利と、もう1試合で本塁打を記録したのは史上初の偉業。試合前、球団が今夏に大谷をトレードしない方針を示した中、第2試合の七回の打席では「けいれん」を理由に途中交代となったが、プレーオフを目指す思いを歴史的な活躍で示した。大谷との一問一答は以下の通り。
◇ ◇
-球団がプレーオフを目指し、トレードで補強する側に回った。
「こういう経験も初めて。去年は去年でみんな頑張っていたが、勝てなかったというだけ。新しく来た選手ともしっかりコミュニケーションを取りながら、もっといいチームになれるように頑張りたい」
-投手陣を補強。
「(加入したジオリトらは)素晴らしい投手。いるのといないのとでは全く違うと思うので、心強い。まずプレーオフを、またその先を目指して頑張りたい」
-チームの雰囲気は。
「ここ最近は勝っているのもあって、いい雰囲気だと思う。こうやって買い手側に回ることによって、戦力的にも強化されるし、やる気というか刺激というか、そういったものも変わってくる」
-初の完封勝利。
「指の状態も良かったし、投げ心地も、動き方もしっくり来ていた。これをまた継続できるように。ここからが本当に大事になってくると思うので、しっかりとまた切り替えて頑張りたい」