バーランダー古巣アストロズへ復帰 昨季3度目サイ・ヤング賞の難敵が大谷と同地区に

 メッツからアストロズへ移籍したバーランダー(ゲッティ=共同)
 2月、メッツのキャンプで守備練習するバーランダー(手前)を見つめる千賀(奥左)=共同
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 米大リーグのトレード期限を迎えた1日(日本時間2日)、昨季3度目のサイ・ヤング賞に輝いた通算250勝のバーランダーが、千賀所属のメッツからアストロズへ移籍することが決まった。昨季までいた古巣への復帰となる。

 バーランダーは4年間プレーしたアストロズで昨季は最多賞と最優秀防御率、さらにはサイ・ヤング賞を獲得し、ワールドシリーズ制覇にも貢献した。チームはア・リーグ西地区で首位レンジャーズに0・5ゲーム差に迫っており、ホワイトソックスから中継ぎのグレーブマンを獲得するなど、同地区のライバルでもある大谷が所属するエンゼルスにとってはさらなる厳しい戦いが予想される。

 メッツは外野手ファムのダイヤモンドバックス移籍も発表、すでに好投手シャーザーも放出しており、大幅な入れ替えに踏み切った。

 藤浪のオリオールズは先発投手フラーティを、菊池のブルージェイズは内野手デヨングをともにカージナルスから獲得。ダルビッシュのパドレスには、パイレーツから先発左腕ヒルと崔志万内野手が加入した。

 今季終了後に8年契約が満了するツインズの前田は複数球団からトレードの打診を受け、球団が放出を検討していると伝えられていたが、移籍はなかった。

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