大谷翔平にアクシデントか 4回無失点、59球で緊急降板 右手と指のけいれんと発表

 1回、右前打を放つ大谷
 2番・投手兼指名打者で先発し、投球する大谷
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 「エンゼルス-マリナーズ」(3日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手がマリナーズ戦に先発するも、4回で緊急降板した。理由は右手と指のけいれんと発表された。

 初回から160キロを連発し、無死一、三塁のピンチをしのいだ大谷。マウンドを降りる際にはガッツポーズを見せるほど、立ち上がりから気迫を前面に出した投球を見せていた。

 二回、三回、四回と毎回走者を許しながらも、味方の好守に助けられながら無失点に封じた。四回の第2打席で初球のストレートを空振りした際には、やや腰のあたりを気にする仕草を見せていた。前回登板のタイガース戦ではメジャー初完封勝利を1安打で飾っていた右腕。59球での降板だけに、その状態が気がかりだ。

 2番手にはソリアーノがマウンドに上がり、ベンチではトレーナーとネビン監督が話し合う場面も見られた。その後、指名打者として出場を継続した大谷。六回には敬遠四球から二盗を決め、クロンの中前打で二塁から同点のホームに滑り込んだ。

 さらにムスタカスの右翼線適時二塁打で勝ち越しに成功したエンゼルス。期待された前人未到の2年連続2桁勝利&2桁本塁打は持ち越しとなったが、負けられないマリナーズ戦で気迫のプレーを見せた。

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