エンゼルス・ネビン監督「右手中指がつって投げられないと言ってきた」大谷の4回緊急降板を説明
「エンゼルス3-5マリナーズ」(3日、アナハイム)
エンゼルスのネビン監督は試合後、4回で緊急降板した大谷翔平投手について「大谷が右手中指がつって投げられないと言ってきた」と明かした。
大谷は初回から160キロを連発し、無死一、三塁のピンチをしのいだ大谷。マウンドを降りる際にはガッツポーズを見せるほど、立ち上がりから気迫を前面に出した投球を見せていた。
二回、三回、四回と毎回走者を許しながらも、味方の好守に助けられながら無失点に封じた。ワイルドカードを争うマリナーズとの4連戦で負けられない初戦のマウンド。ギア全開の投球を見せた代償だったのかもしれない。
思わぬアクシデントによりわずか59球で降板となった大谷。降板後は八回に2年ぶり、メジャー一番乗りとなる40号弾を放ったが、九回に守護神エステベスがまさかの逆転満塁弾を被弾。痛恨の逆転負けで3連敗となってしまった。