大谷翔平「2番・DH」 2戦連発41号&チーム4連敗阻止なるか ドルーリー待望の復帰もネト離脱
「エンゼルス-マリナーズ」(4日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・指名打者」で出場することが発表された。 大谷は前日の同カードで投打同時出場し、八回の打席でメジャー一番乗り、自身2年ぶり2度目の40号を記録。初回には右前打を放ち、33度目のマルチ安打で打率を・310とした。六回に敬遠四球で出塁した際には今季14盗塁目となる二盗も成功させた。 投手としては4回まで無失点に抑えていたが、四回の投球練習中に右手中指がつるアクシデントに見舞われた。そのイニングを投げ切ったが、降板を申し出て、五回以降は打者に専念した。チームは2点リードの九回に守護神エステベスが乱れ、まさかの逆転満塁弾被弾で3連敗を喫した。 大谷は前日まで108試合に出場し、両リーグ最多の40本塁打、ア・リーグ2位の82打点、同3位の打率・310をマーク。打撃主要3部門でいずれもトップ3に入っている。 エンゼルスはこの日からドルーリーが「5番・二塁」で戦列復帰。6月末の守備で左肩を負傷し、当初は軽症かと思われたが、リハビリが長期化していた。しかし、ネトが腰痛のため、ベンチ入りメンバーから外れ、負傷者リスト入りする見込み。▽エンゼルスのラインアップ1番・遊撃 レンヒーフォ打率・226 10本塁打 33打点 OPS・699
2番・DH 大谷 打率・310 40本塁打 82打点 OPS1・098
3番・一塁 クロン 打率・260 11本塁打 34打点 OPS・769
4番・三塁 ムスタカス 打率・267 9本塁打 31打点 OPS・774
5番・二塁 ドルーリー 打率・277 14本塁打 45打点 OPS・822
6番・中堅 モニアック 打率・311 11本塁打 35打点 OPS・897
7番・右翼 レンフロー 打率・248 17本塁打 49打点 OPS・753
8番・捕手 タイス 打率・231 6本塁打 26打点 OPS・687
9番・左翼 グリチャク 打率・306 9本塁打 28打点 OPS・856
投手 デトマーズ 2勝8敗 防御率4・35