大谷翔平がガッツポーズで絶叫!エンゼルスが4点ビハインドを追いつく ムスタカスの同点3ランに歓喜
「エンゼルス-マリナーズ」(4日、アナハイム)
「2番・DH」で先発出場したエンゼルス・大谷翔平投手が喜びを爆発させた。三回、ムスタカスの同点3ランが飛び出すと三塁塁上でガッツポーズを繰り出し、力強く吠えた。
序盤からフラストレーションだけがたまる展開だった。先発のデトマーズが初回に4失点し、1点を返した直後の二回にも一発を浴びた。その裏の攻撃中にはテームズ打撃コーチがストライク、ボールの判定で球審に暴言を吐いて退場処分。それでも4点を追う三回、打線が奮起した。
先頭のレンヒーフォが中前打で出塁すると、続く大谷は四球を選んで好機を拡大した。無死一、二塁からクロンの右前適時打で1点を返し、大谷は一気に三塁へ。なおも無死一、三塁からムスタカスが変化球を右翼席に運び、し合いを振り出しに戻した。
大谷はベンチに戻ると、兜をかぶってハイタッチするムスタカスの後ろで満面の笑みを浮かべた。クロンがタイムリーを放った際には両手でサムズアップポーズを作って新戦力をたたえた。
3日の試合では右手中指のけいれんにより4回で緊急降板。40号を放つも、守護神のエステベスが逆転満塁弾を被弾して衝撃的な敗戦を喫した。それでも「終わったことなので。また明日切り替えて」と語っていた大谷。チームを鼓舞し、4点のビハインドをかき消した。