エンゼルス・大谷 9戦連続Hもチーム4連敗 一打サヨナラの絶好機では空振り三振
「エンゼルス7-9マリナーズ」(4日、アナハイム)
7-9の九回無死一、二塁の絶好機。一打サヨナラの場面でエンゼルス・大谷が空振り三振に倒れた。前夜の試合で40号一番乗り。2戦連発を期待し、総立ちになった本拠地が大きなため息に包まれた。
四回には左中間二塁打で9戦連続安打としたが、7月22日のパイレーツ戦以来となる3三振。投手陣が終盤に崩れ、万事休した。
投打で出場した前夜の試合は右手中指のけいれんにより、四回緊急降板し、打者に専念した。今季3度目のけいれんは疲労が原因とみられるが、ネビン監督は「彼は出たがっている。休みが必要な時は言ってくれと話している」と、大谷の気持ちを尊重した。
4連敗で貯金はわずか1。ワイルドカード争いではプレーオフ圏内のブルージェイズとのゲーム差が5に広がった。正念場。負けられない試合が続く。