大谷翔平「2番・DH」 チームの5連敗阻止なるか 好相性カービーと対決 9戦防御率7点台ウェブ戦力外

 試合前のフィールドで投手の調整を行う大谷(撮影・小林信行)
 試合前のフィールドで投手の調整を行う大谷(撮影・小林信行)
 試合前、大谷を応援するファン
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 「エンゼルス-マリナーズ」(5日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・指名打者」で出場することが発表された。

 大谷は前日の同カードで四回に左中間二塁打を放ち、9試合連続安打としたが、2点を追う九回無死一、二塁のサヨナラ機に空振り三振。チームの4連敗を止めることができなかった。

 大谷はここまで投打同時出場21試合を含む109試合に出場し、両リーグ最多の40本塁打、ア・リーグ3位の打率・310、同2位の82打点、14盗塁をマークしている。

 マリナーズの先発はメジャー2年目の25歳右腕、カービーでチーム最多の9勝(8敗)、防御率3・43。前半だけで8勝を挙げ、本拠地開催のオールスター戦に初めて出場した。大谷は同投手との相性が良く、通算成績は打率・429(14打数6安打)、1本塁打、4打点の成績を残している。

 試合前のフィールドでは壁に向かって特殊ボールと公式球を投げて投手の調整を行った。前回3日のマリナーズ戦で緊急降板の原因となった右手中指のけいれんは問題がないと判断され、9日(日本時間10日)のジャイアンツ戦の先発が正式に発表された。

 エンゼルスはこの日の試合前に中継ぎ右腕のウェブをメジャー40人枠から外したと発表。同投手は昨年11月にマイナー契約を結び、5月にメジャー昇格した。一時はセットアッパーを務めるなど、7月上旬まで防御率2点台を維持していたが、直近9試合は4被弾、9四球で防御率7・20と振るわず、実質上の戦力外となった。今季成績は29登板、1勝1敗、防御率3・98。代わって左腕のローゼンバーグが3Aから今季メジャー昇格した。

▽エンゼルスのラインアップ

1番・遊撃 レンヒーフォ打率・230 11本塁打 34打点 OPS・715

2番・DH  大谷    打率・310 40本塁打 82打点 OPS1・096

3番・一塁 クロン   打率・259 11本塁打 35打点 OPS・761

4番・三塁 ムスタカス 打率・270 10本塁打 34打点 OPS・787

5番・二塁 ドルーリー 打率・276 14本塁打 45打点 OPS・819

6番・中堅 モニアック 打率・311 12本塁打 37打点 OPS・908

7番・右翼 レンフロー 打率・251 17本塁打 49打点 OPS・762

8番・左翼 グリチャク 打率・305 9本塁打 28打点 OPS・850

8番・捕手 ウォラク  打率・207 7本塁打 13打点 OPS・683

   投手 アンダーソン5勝2敗 防御率4・98

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