藤浪晋太郎、自己最速165・1キロで移籍後初ホールド 1回無安打無失点2Kの快投 9球で中軸3人封じガッツポーズ
「オリオールズ2-0メッツ」(6日、ボルチモア)
オリオールズの藤浪晋太郎投手が2点リードの八回に4番手で登板し、1回無安打無失点2三振の快投で移籍後初ホールド。シーズン4ホールド目を手にした。全9球ストライクで直球は自己最速102・6マイル(約165・1キロ)をマークした。チームは5投手による完封リレーで4連勝を飾り、ア・リーグ東地区首位をがっちりキープした。
中1日でマウンドに立った藤浪は先頭の元本塁打王、、今季31本塁打のアロンソを2球で追い込み、最後は内角高めの145キロカットボールで見逃し三振。続く4番スチュワートには初球163キロ直球で空振りを取ると、続く162キロでも空振り、最後は自己最速102・6マイル(165・1キロ)で3球連続空振り三振を奪う。最後はナルバエスをツーストライクと追い込み、自己2番目に速い102・3マイル(164・6キロ)で遊飛。圧巻の9球連続ストライクで3人を料理すると、口を真一文字に結んでガッツポーズを見せた。地元ファンを興奮させた快投で勝利のバトンを守護神バティスタにつないだ。