大谷翔平、1安打1得点 チームは延長戦惜敗で今季ワーストタイ6連敗 借金1でPO圏外7ゲーム差
「エンゼルス2-3マリナーズ」(6日、アナハイム)
エンゼルスが延長十回の末に1点差で敗れて今季ワーストタイの6連敗で借金1。ワイルドカード争いはプレーオフ圏内のブルージェイズとの差が7ゲームに広がり、さらに厳しい状況となった。
大谷翔平投手は「2番・指名打者」で出場し、4打数1安打。1点を追う初回に右前打を放ち、後続の連打で同点のホームを踏んだ。
前夜の試合で10試合ぶりにノーヒットに終わった大谷。デーゲームのこの日は初回の打席で時速170キロの弾丸ライナーで中前打を放った。1点を追う展開。3番に入ったドルーリー、4番ムスタカスの連打で同点のホームを踏んだ。
好スタートを切った大谷だったが、三回と五回の打席はいずれも空振り三振。中でも三回は自打球が右足先を直撃するアクシデント。激痛にしばらく前かがみになったまま動けず、三振を喫した後は痛みで顔をゆがめた。
八回1死走者なしの打席は二ゴロ。カウント3-1と打者有利の状況だったが、外角ボール気味のチェンジアップを引っ掛けて凡退した。
試合はエンゼルスの先発シルセスが7回4安打2失点、自己最多の12奪三振の快投。しかし、打線は二回以降、3安打でタイスのソロによる1点のみ。23歳右腕を援護できなかった。