大谷翔平「もっともっと積み上げたい」史上初の2年連続“ダブル2桁”達成 勝ち星には持論「評価のメインではない」
「エンゼルス4-1ジャイアンツ」(9日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手兼指名打者」で出場し、投手として6回3安打1失点(0自責)で10勝目(5敗)。両リーグ最多の40本塁打と合わせ、メジャー史上初となる2年連続2度目の「2桁勝利&2桁本塁打」を達成した。打者では2打数無安打だったが、六回無死二塁からメジャー最多の16個目の敬遠四球で歩き、ムスタカスの勝ち越し3ランを呼び込んだ。チームは2連勝した。
前人未踏の2年連続「2桁勝利&2桁本塁打」と「10勝&40本塁打」の記録。気持ちを問われた大谷は「勝ち星は自分も打席に立ちますけど、援護がないとつかないところではあるので、自分1人のところではないですし、そういう意味ではきょうの勝ちも大きいかなと思います」と、チームでつかんだ逆転勝利に満足感を漂わせ、「もっともっと今年中に積み上げれるように頑張りたいと思います」と意気込みを口にした。
その一方で勝利については持論を展開。「打線との兼ね合いだったり、自分が打つ、打たないもありますし、あんまり投手としての評価の、なんて言いますか、メインではないと思っているので、あまり気にしすぎることなく、やりたいなと思ってます」と話した。