大谷翔平に並ぶ40号 同世代オルソンが直近13戦8発の量産態勢 ナ・リーグ二冠独走
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「パイレーツ7-5ブレーブス」(10日、ピッツバーグ)
ブレーブスのマット・オルソン内野手が三回に中越え40号を放ち、エンゼルスの大谷翔平投手と並んでメジャーのトップに立った。ブレーブスはナ・リーグ、エンゼルスはア・リーグのため、双方のタイトル争いに影響はなく、同じ29歳の左打ちスラッガーが初冠に向かって独走態勢に入っている。 オルソンは直近13試合で8本塁打の量産態勢で2位のアロンソ(メッツ)に5本差。打点でも両リーグ最多の101を記録し、2位のアロンソに14差をつけ、二冠王を独走している。 オルソンは16年にアスレチックスでメジャーデビュー。エンゼルスと同地区だったため、大谷とは18年のメジャーデビュー戦や同初登板で対戦するなど、旧知の間柄だ。昨季からブレーブスでプレーする強打の一塁手は7月31日から8月2日にエンゼルスと3試合を戦った際にも、大谷の体が大きくなっていることや打球の強さを指摘し、「彼が特別な才能を持っているのは明らかだ。これからも成功し続けると確信している」と称賛。本塁打数を競っていることには「クールなことだけど、気にはしてない」と話していた。 一方の大谷は前日のジャイアンツ戦で6戦連続ノーアーチ。直近12試合は打率・359をマークしているが、本塁打はわずか1本と“小休止”している。 年間55・8本ペースの大谷と同57・3本ペースのオルソン。どこまで数字を伸ばせるか。