大谷翔平、遠い41号 今季ワースト8戦本塁打なし エ軍は大敗 ブレーブス・オルソン42号で両リーグトップからは陥落
「アストロズ11-3エンゼルス」(12日、ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で出場。第3打席でフェンス直撃の二塁打を放ったが、4打数1安打に終わった。これで34打席本塁打なしで、今季ワースト8試合ノーアーチ。チームは大敗で、2連敗となった。
エンゼルスは前日3回途中7失点KOだったデトマーズに続いて、この日も先発のアンダーソンが5回途中7失点でKOとなり、試合を作れず、苦しい展開となった。大谷が9日のジャイアンツ戦で6回1失点(自責0)で10勝目を挙げてチームを2連勝に導き、勝率5割に戻したが、同地区のライバル相手に2戦連続で先発が炎上する事態となった。
大谷は第1、2打席とも空振り三振。第3打席に右翼フェンス直撃の二塁打を放った。打球速度190キロの高速弾丸打球だった。その後、2点目のホームを踏んだ。第4打席は右飛に倒れた。
ブレーブスのオルソンがこの日のメッツ戦で2本塁打を放って42本塁打。前日まで並んでいた大谷を抜いて両リーグのトップに立った。2人のチームはリーグが異なるため、タイトル争いには影響はなく、そろって初冠に向かって独走している。