大谷翔平、“決勝”41号&17個目盗塁 137Mバックスクリーン直撃弾で自己ワースト記録&チーム連敗阻止

 6回、41号ソロを放つ大谷
 勝利し、チームメートとタッチを交わす大谷(右端)
 9回、二盗に成功し、捕手の悪送球で三塁に向かう大谷
3枚

「アストロズ1-2エンゼルス」(13日、ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で出場し、41号ソロを含む3打数1安打1四球、1打点。今季自己ワーストの連続ノーアーチ試合を8で止めるとともに、チームの3連敗を阻止した。

 待望の一発は1点リードの六回だ。無死一塁から1番モニアックの二ゴロ併殺打で走者なしとなった直後の打席。1ボールから高めのスライダーを完璧に捉えた。マウンド上の左腕ムシンスキーが打球の行方を見ようとしなかったほどの衝撃。飛距離137メートルの打球はセンターバックスクリーンの上部を直撃すると、実況席は「ボールが粉砕された!」と叫んだ。

 3日のマリナーズ戦以来、9戦37打席ぶりの一発。8月に入って2本目の本塁打でア・リーグ2位のロベルト(ホワイトソックス)に10本差をつけてキングを独走している。

 1点を争う接戦。九回には足技も見せた。フルカウントから四球を選んで一塁へ歩くと、3番ドルーリーの打席で今季17盗塁目となる二盗に成功。捕手の悪送球を誘って一気に三塁まで進んでみせた。

 エンゼルスは先発シルセスが5回4安打無失点で4勝目。大谷の41号で点差を広げた直後に2番手ソリアーノが1点を失い、1点差に詰め寄られたが、抑えのエステベスが1点リードの九回を3人で締めて逃げ切った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス