エンゼルス・大谷 お待たせ41号 9戦ぶりの豪快一発 「近いうちに打つ」監督の予告的中 

 「アストロズ1-2エンゼルス」(13日、ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手(29)はヒューストンでのアストロズ戦に「2番・指名打者」で出場し、第3打席で9試合ぶりとなる41号ソロを放った。左腕のスライダーをとらえ、豪快に中越えに運んだ。チームも2-1で勝ち、プレーオフ進出へ望みをつないだ。

 1-0の六回2死走者なし。エンゼルスの大谷は左投手が投じた真ん中高めのスライダーを呼び込み豪快に振り抜いた。高々と舞い上がった打球は、中堅フェンスを越える約137メートルの特大の41号ソロ。大谷は顔色を変えず、さっそうとダイヤモンドを一周し、ベンチに戻るとナインから兜(かぶと)をかぶせられた。

 この試合まで今季最長の8試合本塁打がなかったが、ネビン監督は「打球が低いだけで、球を強く打てている。近いうちに本塁打を打つ兆候がある」と予告していた。その期待に応え、9試合、37打席ぶりの一発。日曜日は得意にしており、これが今季MLB最多9本目の“サンデーアーチ”となった。

 貴重な追加点で勝利を引き寄せ、強敵アストロズ相手に3連敗は免れた。14日からのレンジャーズ3連戦で予定していた先発登板は、右腕に疲労があることから自ら申し出て回避することが決まった。疲れが蓄積する中でも打者での出場を続け、プレーオフへの望みをつないだ。

 ア・リーグの本塁打王争いでは2位との差を10本に広げた。8月はまだ2本塁打だが、打率は・310と好調を持続。この一打を弾みにして、50本の大台を目指す。

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