サイヤング3度の39歳レンジャーズ・シャーザーが圧巻の投球 大谷から2三振など7回1安打0封11Kとエンゼルス圧倒
「レンジャーズ-エンゼルス」(14日、アーリントン)
トレード期限ギリギリにメッツから移籍したレンジャーズのマックス・シャーザー投手が7回1安打無失点、11奪三振と圧巻の投球を見せた。
サイヤング賞を3度受賞し、通算212勝を挙げている39歳右腕。初回、先頭のモニアックを三振に仕留めると、初対決となった大谷を1-2からインローへのキレ鋭いカットボールで空振り三振に倒れた。続くドゥルーリーも2ストライクと追い込むと、打者のピッチクロック違反で三振となり、三者三振と初回からエンジン全開となった。
二回は先頭のムスタカスにセカンドへの内野安打を許し、1死後、四球を与えて初めて得点圏に走者を背負ったものの、二直併殺で切り抜けた。
三回は3人で片付けると、四回も大谷から2打席連続の三振を奪うなど三者凡退。六回にはこの日2度目の三者三振に切り取った。七回、先頭の大谷をポップフライに打ち取ると、ドゥルーリー、ムスタカスを連続三振。この回でマウンドを降りたが、11三振を奪いMLB歴代3位の112度目となる2桁三振をマークした。